VisualHaptics: カーソルによる手触り感提示システム

身体とは何か。

 GUI 環境においてカーソルは多くの操作に関わる重要な要素であるが,操作する際にユーザはあまり意識することがない.また,カーソルは基本的に大きく変化することはあまりなかった.VisualHaptics は,実世界において人間の手と対象の相補的な関係に着目し,カーソルで触れる対象の状態に応じてカーソルの動きや変形を利用することで,カーソルからも対象の状態についての情報提示を行う.これにより,ユーザが実際に触っているような感覚を再現することが可能となる.

デモ:Unity によるデモの再開発しました。以下の画像クリックで新サイトへ飛びます

 

発表

  1. Keita Watanabe, Michiaki Yasumura. VisualHaptics: Generating Haptic Sensation Using Only Visual Cues, ACE2008, Proceedings of the International Conference on ACE2008, pp405, December 2008
  2. 渡辺香奈,塚田浩二,渡邊恵太,安村通晃, VisualWeight:仮想空間における重量感の提示に関する研究, 情報処理学会 インタラクション2005 デモ発表, Mar. 2005.
  3. 渡辺香奈, 塚田浩二, 渡邊恵太, 安村通晃, 実世界のメタファを用いたファイルの「重さ」の視覚化手法: WeightSaver, ヒューマンインタフェースシンポジウムHIS2004, Oct. 2004
  4. 渡邊恵太, 安村通晃 RUI: Realizable User Interface カーソルを用いた情報リアライゼーション. 第27回ヒューマンインタフェース学会研究会「VRの心理と生理」. ヒューマンインタフェース学会研究報告集, pp.35-38, 長崎総合科学大学,March 2004.
  5. 渡邊恵太, 安村通晃 VisualHaptics:カーソルによる手触り感提示システム, 第11回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2003) いこいの村能登半島,December 2003.
  6. 渡邊恵太, 安村通晃 RUI: Realizable User Interface カーソルを用いた情報リアライゼーション. ヒューマンインタフェースシンポジウム2003論文集, pp.541-544, 国立オリンピック記念青少年総合センター,September 2003.

受賞

  1. Creative Showcase Award(投票1位). 2008.12 (ACE2008)
  2. 優秀プレゼンテーション賞. 2004.9 (ヒューマンインタフェースシンポジウム2004)
  3. 優秀プレゼンテーション賞. 2003.9 (ヒューマンインタフェースシンポジウム2003)